ああんちゃん!緑色のポストいかがだったかしら?アイルランドは、これでもか!とばかりにあちこち緑色で面白かったわ!独立後、「イギリスとは違う」ってのを国全体で表現したかったのかしらね???
さて、昨日はV&A博物館主催オンライン講座「Art of Japan(日本の芸術)」の2回目。1時間✖️3コマを受講したの。なかなか集中力を持続させるの、難しかったわーーー。ADHDかと思うくらい、気が散って仕方なかった。子どもってすごいわね。授業5コマとか6コマとか。高校の時なんて、8コマくらいあったわよね?
2回目は奈良、平安、鎌倉時代をそれぞれ1時間ずつおさらい。かなりサササーーッとかっ飛ばす感じよ。
奈良時代は建築物や大仏についての話が主だったわ。面白かったのは、なぜ、日本には「秘仏」が多いかということについての見解。先生の話によると、神道の影響が多分にあるのではないか、とのこと。神道では、基本的には「神様は見えないもの」で、神社の中は公開しない。その影響を受けて、一般の人が普段は拝めない「秘仏」が生まれたのではないか。なるほどねーと思ったわ。
平安時代には、建築物や仏像の話もさることながら、仮名の誕生や絵巻についても触れていたわ。絵巻の絵が「吹抜屋台」という描き方をされているという点。あまり深く考えたことなかったけど、そう言われてみればそうよね。こちらでいうとドールハウスみたいな感じかしら?屋根をとって上から覗いている風の描き方。確かに、革新的よね。屋根を取ることで、複数のシーンが描ける訳だもの。西洋の絵画であまり見ないかもしれない。今後、少し注意しながら鑑賞してみようと思ったわ。
あと、平安時代の観音様の特徴についても触れていたわ。貴族好みの顔立ちをしていたって😆そりゃ、いつの時代もパトロンの影響を受けるわよね。
鎌倉時代の仏像彫刻のリアリズムについても学んだわ。冒頭で「リアリズム」の様々な捉え方について例を挙げての解説があったわ。ヨーロッパで「一般の人」「働く人」を描いたリアリズムや、アメリカのフォトリアリズムなどなど、「リアリズム」と言っても、色々な時代・場所の表現方法があるって。
で、鎌倉時代の仏像彫刻のリアリズムについては「Kei School(慶派)」の作品を中心に解説があったわ。これまでの仏像にはない「人間っぽさ」が仏像に表現されている。彫刻家自身が知っていた実在の僧侶をモデルにしているからよりリアルさが増したのもあるわよね、きっと。それで、顔なんかが非対称にできているから、更に人間っぽいって。確に!と思ったわ。左右の目の大きさとか普通は違うものね。それを左右対称に作ると、ちょっと人間っぽくなくなるけど、非対称だと、グンと人間に近付くかも。面白いわね!
運慶・快慶のリアリズムにちょっと興味が湧いて、その後、色々とググっちゃったわ!昨日はPちゃん出張だったのをいいことに、ほぼ鎌倉時代の彫刻調査で1日が終わったの。ああん!ダメダメね。
それで、山田五郎とみうらじゅんの対談を見つけたのよ😆この二人のこと、ちっとも知らなかったけれど、なかなか面白くて、2時間超の対談、全部観ちゃった💦
今回は日本人の先生だったから、「外の視点」という感じはなかったけど、存分に楽しんだわ!